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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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Date:2008/01/14 23:36
今回は、お正月に読みました良書をご紹介します。 金額的には、確かに2500円ぐらいですので、第一印象は”高い”と思われると思いますが、 ・内容が濃い ・しかも文章のボリュームも多い ですので、コストパフォーマンスで言うと非常に安いですよ! そして、肝心な内容なのですが、まず概要ですが、、、 株式投資(債券や金やキャッシュについても比較内容としてあります)について、色々な知識について、過去200年のデータを使い真偽を確かめている といった感じです。 例えばなのですが、200年前に株式、債券(長期・短期)、金、キャッシュに投資していた場合に、今の価値でどのようになったかというグラフが第1章から出てきます。 ------引用開始----- ------引用終わり----- 上の図は、200年の間には、先が真っ暗になるような景気後退期や、戦争や、インフレなどありましたが、最終的にリターンが高かったのは株式であるということを示してあります。 もちろん、「その推移グラフは米国のものであって、日本には当てはまらないでしょ?」という疑問も出てくると思いますが、その点についても問題ありませんでした。 本書の中では、米国以外にも、第2次世界大戦で敗退した、日本やドイツについても同様な分析を行い、同じような結果(株式投資が1番リターンが良い)という内容を説明しています。 また、200年のデータを用いて、 ・コスト・税金が、リターンにどう影響するのか? ・チャート分析をすると超過リターンが得られるのか? ・アノマリー(説明できないが法則があるといわれている)は、本当に存在するのか? 等を、 非常に、中立な立場で検証されています。 例えば、「移動平均で投資タイミングを図ると、200年のデータではいくらリターンをだせるのか」や「株価変動の季節性を用いて投資するリターンがあるのか」など、 机上の空論でなく実データで示されています。 (効率的市場を前提にした話ではないので、非常に参考になります。 意外とびっくりするような結果も出ていたりします) 最後に、 この本を読むと、 「株式市場がこんなに優れた投資先なのか」ということを思い知らされます。 最近、リセッションだなんだといわれていますが、「過去にも壊滅的だと思われていた不況でも長期投資においては取るに足りないできごとだった」ということが分かります。 (最初に引用したグラフを見てもらうといいですね。結局は右肩上がりで株価は伸びています) 最近の不透明な市場に自信をなくした方、 ぜひ読むべきですよ(^^ PR
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プロフィール
HN:モンチ
性別:
男性
基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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この記事に対するコメント
ありがとうございます
こういった形で書籍を紹介して頂きありがとうございます(多謝
この本は間違いなく今までの株式投資の書籍の
中では私自身屈指の良著であると思います。
Re:ありがとうございます
雪風さん
>こういった形で書籍を紹介して頂きありがとうございます(多謝
>この本は間違いなく今までの株式投資の書籍の
>中では私自身屈指の良著であると思います。
いえいえ、こちらこそ面白い本を紹介していただいてありがとうございました。
まさに、グッドタイミング、最近の冷めた市場環境を乗り切るための勇気がつきました(笑)