Date:2007/12/22 23:58
昨日のニュースですが、金融庁が東京市場の強化策、総合取引所は09年の国会提出目指す
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金融庁は21日、東京市場の国際競争力強化に向けて「金融・資本市場競争力強化プラン」を発表した。東京市場をニューヨークやロンドンに並ぶ国際的な金融市場にすることを目指し、1500兆円の個人金融資産の投資機会を提供するとともに、海外からの投資マネーの引きつけを図る。証券取引所と商品取引所を一体運営する「総合取引所」を可能にするほか、金や原油など商品(コモディティ)に連動するETF(上場投資信託)の取り扱いを可能にする。
-----引用終わり----
「プロ向け市場をつくる」「公正・透明化を図るための法整備」なども盛り込まれていますが、
私たちに個人投資家に関係ありそうなものは、
・取引所による取り扱い商品の多様化
・「貯蓄から投資へ」の流れを強化する証券税制
ぐらいでしょうか、
詳細な内容につきましては、
金融庁のウェブサイトにPDFがありますので、そちらを参考にしてください(概要・詳細)
まず、取扱商品の多様化ですが、
ETFの多様化
・株式指数の多様化
・株式以外の有価証券のETFの解禁 (平成20年上半期を目標に法整備)
・商品先物に連動するETFの解禁 (早急に法整備)
取引所(金融&商品)の連携
株式・債券・金融デリバティブに加え、商品デリバティブのラインナップをそろえる(平成20年中に法整備)
J-REITの海外不動産の組み入れ解禁
JDR(日本版預託証券)を流通させるための整備
海外企業が日本の株式市場で取引しやすくなる
これで、日本市場を世界に通用できるような流れになってもらえれば嬉しい限りです。
少子高齢化で、資源も持たない日本において、 数少ないカードである1500兆円もの個人貯蓄を世界で通用する間に、国策としてどんどん改革してください。
個人側も、そろそろ貯蓄から投資への流れに乗らないといけないですね。我々ももっと勉強しなくては、、
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