小金持ち父さんの資産設計塾（？）

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株・投資信託・債券などに投資する時にお世話になるのが証券会社（銀行もですね・・・）。　皆さんも、きっと複数の証券会社を開き、使いこなしてると思います。　そして、その複数の口座の中にもメインとサブの口座があったりしませんか？

メインの証券会社の条件、、、
取扱いの商品の多さ、コストの安さ、使い勝手、サービスの質、経営理念に共感・・・などなど、色々な要因が複雑に関係しているとは思います。

しかし、こんな証券会社だけは、メインに採用したくないですね。

野村証券とジョインベスト証券の統合を検討＝野村ＨＤ<8604.T>　（fromロイター）


ジョインベスト証券と野村証券が統合。
どのような形で統合されるかは分かりませんが、野村証券に吸収される（＝ジョインベスト証券が事実上撤退）ような気がします。

またか、野村証券！
長期的にやる気がないなら、最初からやるなよ。

野村証券と言えば、１０年ぐらい前に「野村ファンドネット証券」を立ち上げていました。　その当時では珍しい、ネットとコールセンタを利用した投資信託専用証券会社でした。　しかも、野村が運用しているファンドだけでなく、他の運用会社のファンドも手広く取り扱う革新的な会社でした。
当時は、イートレード証券（現ＳＢＩ）や、フィデリティ等が格安路線を打ち出そうとしていた時期ですので、それに対抗したのかも知れません。　（何か、最近のネット証券に対抗して、後発でジョインベスト証券を立ち上げた構図に似てますね）

そして、
私が一番最初に開設した証券会社が「野村ファンドネット証券」でした（＾＾；

その後、どうなったかというと、



２００３年に「野村ファンドネット証券」の業務は「野村証券」に引き継がれました。（事実上、野村ファンドネットの廃止）

もちろん、持っているファンド等は引き継がれるのですが、野村証券で取り扱っていないファンドは、以降追加購入できなくなります（私の持っていたファンドは、追加購入出来ませんでした）。　しかも使い勝手も悪い野村証券のサイトを使わなくてはなりません。
色々総合的に考えて「野村証券」でなく「野村ファンドネット証券」をメイン口座にしているのに、強制的に移行させられてしまいます。　一応、口座を引継ぐ前に同意書の提出を求められるんですが、「同意できないなら売却して口座を閉じてください」という、有無を言わさない内容でした。（電話でクレームをいったり、同意書を出さなかったり（汗ｘ３）と抵抗したんですが、最後は移行しました）

まさに、
「ふざけるな。　出来ないなら最初からやるなよ、野村証券」
と当時も感じた記憶があります。


長期投資家に取って、５年後も、１０年後も、２０年後でも、変わらないサービスを提供してもらう必要があります。　ましてや、２００６年に立ち上げて２００９年に統廃合されるような証券会社（とその親会社）は、信用できません。

皆さんも１０年先でもお付合いできる良い証券会社を頑張って見極めましょう！！


ちなみに、山崎元さんは、先日行なわれた”インデックス投資ナイト”の席で、「１０年後も残る会社はＳＢＩ証券ぐらいじゃないか？　今はコスト勝負なので、生き残れるのは大きい会社１社か２社」と楽天証券の方なのに語っていらっしゃいました（笑）

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