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楽天証券が、iShares MSCI ACWI Index(ACWI)の取り扱い開始!

「これ一本で全世界に投資できる、凄いファンドって何?」

今までは、バンガードのVT(Vanguard Total World Stock ETF)が唯一の解でしたが、なんと別のETFも購入できるようになるようです。 気になるその名は、

「iShares MSCI All Country World Index Fund (ACWI)」

です。
その先進国株式も新興国株式も一度に投資できるACWIですが、

楽天証券が11/6より取り扱い開始(詳細は楽天証券のサイトで確認ください)

さすが海外ETFのラインナップの多さでは頑張ってきた楽天証券だけあって、今回も素晴らしい商品をいち早く提供してくれたようです。 ( 微力ながら宣伝しておきますので、頑張ってください(^^; )


そうすると私たち個人投資家が悩むのは、「全世界に投資したいときに、VTをACWIのどっちを使おうか?」ということでしょうか? そういえば、昔そういう話題で記事を書いた覚えがあるので丸ごと転載してしまいます。





VT(Vanguard Total World Stock)か、ACWI(iShares MSCI ACWI Index)か?

一番気になるのは、運用コストでしょうか?
VTは0.30% に対し ACWIは0.35%です。
非常に小さな差ですが、少しだけVTが安いですね(^^;

あとは、インデックスも少しだけ異なります。
VTは「FTSE All-World Index」に対して、ACWIは「MSCI All Country World Index」です。

そして、この2つの最も大きな違いは、
VTは「完全法」を目指しているのに対して、ACWIは「サンプリング法」を使うことによって指数に連動させようとしています。
実際の数字で比較すると、VTは2757社中2464社(約95%)の株式を保有しています。一方、ACWIは、2748社中708社の株式しか保有して いません。なんとたったの30%だけです。 どちらが良いかは判断が難しい(サンプリング法はコストを抑えられるので)ですが、インデックス投資という観 点で言うとVTの方が好ましいかも知れませんね。


VTか、その他か?

その他とは・・・、例えば、IVV(S&P500) +EFA(米国以外の先進国) +EEM or VWO(新興国)などの組み合わせで購入する方法です。

コストは、EEMを使うと高くなってしまいますが、VWOを使うと俄然と安くなりVTを1本持つよりもバラバラで組み合わせた方が安くなります。 ただし、逆に、IVV +EFA +EEM or VWOでは、投資できていない国(例えばカナダ)が少しだけ存在します。 


どんどん投資環境がそろってきましたね!
昨日「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2009」の話題を記事にしましたが、今回のACWIも候補の1つとして考えないといけないですね。

■参考記事
09/07/21:全世界に投資するなら、VTか、ACWIか、その他か

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