Date:2009/03/18 01:16
今回の金融危機の引き金を引いたのが米国の住宅バブルですので、その動向を気にしている方も多いのではないでしょうか? 少し前に米国の2月の住宅着工件数が発表になったみたいです。2月の米住宅着工件数は+22.2%、1990年1月以来の大幅な増加率 (ロイターより)
米商務省が発表した2月の住宅着工件数は、前月比22.2%増の年率58万3000件となった。1990年1月以来の大幅な増加率で、2008年4月以降で初めて増加に転じた。
テンパス・コンサルティング(ワシントン)の外為トレーダー、マット・エスティーブ氏は「米経済にとって心強い兆しで幸先がよい」と語った。
許可件数は3.0%増の54万7000件。着工件数と同様、昨年4月以来の増加とな った。 1戸建て住宅着工許可件数は11%増加し、1991年2月以来の大幅な増加となった。
前年比ベースでは、着工件数が47.3%減、許可件数が44.2%減だった。
テンパス・コンサルティング(ワシントン)の外為トレーダー、マット・エスティーブ氏は「米経済にとって心強い兆しで幸先がよい」と語った。
許可件数は3.0%増の54万7000件。着工件数と同様、昨年4月以来の増加とな った。 1戸建て住宅着工許可件数は11%増加し、1991年2月以来の大幅な増加となった。
前年比ベースでは、着工件数が47.3%減、許可件数が44.2%減だった。
先月比で22%もの上昇です。 住宅着工件数は1959年から統計を取っているようですが、その間で、ベスト5の伸び率のようです。
何となくですが、この文言だけを見ると、明るい兆しが見えてきますね。
ただ注意しないといけないのは、
前年比で見ると、マイナス47.3%だったようです。
こちらは、統計を取り始めてからワースト5の下げ幅のようです。
先月比ではベスト5の上昇率で、前年比ではワースト5の下落率。
文章で書くと非常に判断が難しいです。 良いのか悪いのか、はっきりして(^^;;という感じでしょうか?
統計を取り始めてからの住宅着工件数のチャートがありましたので、引用させてもらうと以下のような感じでした。
(bespokeinvest.typepad.comの記事より引用)
チャートを見るかぎり、「大きな下げの中の、小さな上昇相場」だったようです。
うーん、残念でした(^^)
■参考記事
bespokeinvest.typepad.com > Housing Starts: The Fifth Worst or The Fifth Best?
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この記事に対するコメント
おおおおおお
図でみると一目瞭然ですね。。。
ワースト5の下げ幅とベスト5の上げ幅が2年続けてって
こわいです(;´Д⊂)
Re:おおおおおお
みはるんさん、こんばんは
図で見ると、、、、下げ幅もそうですが、絶対的な位置が、過去最悪というのが「おおおおおお」です(^^;