Date:2009/04/05 00:15
最近、日本株が強く上昇しています。 ただ少し引いて考えてみると、年始の株価に戻っただけだったりもします。 NYダウも8000ドル近くに戻していますが、年始が8500だったことを考えると、まだ年始の水準に戻っていないですね。 欧州もまだ年始の水準に比べると下回っているようです。では、「世界中の株式市場が下落基調なのか?」というと、年始からしっかり上昇している国もあります。 例えば、中国とかブラジル等。
株以外の指標も確認すると、GDP成長率は、日本やアメリカはマイナス成長になっていますが、中国・インドなどは5%を越える水準を保っているようです。
最近は、忙しくて世界の経済状況等を眺める機会がめっきり減ってしまったんですが、久しぶりに見てみると大分様相が変わっていますね(^^;
今回は、たまたまCNNMoneyの記事を見ていると、ちょうど良い感じのまとめ表がありましたので、転載してみました。
GDP成長率 | インフレ率 | 失業率 | 株価の上昇率 | 政策金利 | |
ブラジル | 1.80% | 5.90% | 8.20% | 6.90% | 11.25% |
中国 | 6.70% | -1.60% | 9% | 22.10% | 5.31% |
ドイツ | -2.50% | 1.00% | 7.90% | -11.90% | 1.50% |
アイスランド | -10.00% | 17.60% | 6.60% | -9.00% | 18.00% |
インド | 5.10% | 10.40% | 6.80% | -7.00% | 5.50% |
日本 | -2.60% | 0.00% | 4.10% | -4.20% | 0.10% |
メキシコ | 0.30% | 6.20% | 5.00% | 9.30% | 6.75% |
ロシア | -0.70% | 12.00% | 8.10% | 16.20% | 13.00% |
イギリス | -1.20% | 0.10% | 6.30% | -11.20% | 0.50% |
アメリカ | -1.60% | 0.20% | 8.10% | -10.70% | 0% to 0.25% |
青文字は良い値、赤文字は悪い値として、私が勝手な判断で色を塗ってます。
アメリカ・ドイツ・イギリスと先進国は、軒並みよろしくない数字ですね。
日本は・・、悪いですが、上に比べるとまだ軽微のようです。
インド、ロシアは、株価もしくはGDP成長率は好調ですが、インフレ率が高いのが非常に気になります。 景気回復時に制御不能になりバブルが発生するかもしれませんね。
比較的有望そうなところは、、、、中国とブラジル?
まだまだ先は読めませんが、世界的な景気回復の起爆剤になるのはBRICsの成長かもしれません。株価も半値になっていますし、そろそろ面白い投資先になるかもしれません。
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この記事に対するコメント
無題
集計して中国株の回復にちょっとビックリしてました。
世界全体の比較参考になりました。
Re:無題
うさみみさん、こんばんは
お役に立てれば幸いです。
日本や米国ばかりに目を向けていると、いつの間にか取り残されていたということが無いよう、お互い注意していきましょう。