Date:2007/10/27 23:17
私の投資経験や考え方やスタンスについての記事です。(投資判断に参考になりませんが、よければ最後までお付き合いください。)
さて、みなさま初めて買った金融商品は何でしょうか? いきなり株式? グロソブに代表される人気ファンド? それとも国債などでしょうか?
ちなみに、私は、「DKA株式オープン」です。今は名前が変わって「MHAM 株式オープン」です。
ただ、投資時期の問題で非常に苦い経験(ただ凄く勉強になりました)をつみました。
私が、本格的に投資を開始したのは、左上のプロフィールに書いてありますようにここ数年なのですが、本当に初めて投資信託を買ったのは、実はITバブルが弾けはじめた2001年頃でした(^^;
あの頃は、全くの投資初心者で、周りの人が儲けている話を聞いて、「それでは僕も」といった感じで買ってしまいました。
どれぐらい初心者かというと
(例1)
「去年1年の騰落率が110%ほどだった」と聞いて、「10%ぐらい儲けられるのか」と本気で思ってました。ちなみに、騰落率110%は、儲けが110%なので、資産が2倍以上になっていたんですよね(ITバブルはじける前なので株式のファンドは大体これぐらい伸びていました)」
・・・本当に投資信託の数字に見方すら知りませんでした。
(例2)
「債券ファンドって、騰落率が数%で悪いですね。 何でこういうファンドがあるかわからないですよね」
・・・分散投資すら知りませんでした。 本気で株式オンリーで良いと思ってました。
そこで、選びに選んだ結果(といっても初心者レベル)、買ったのが「DKA株式オープン」です。
何故買ったかというと、マネー雑誌で、「ヤフーや光通信の暴落前に売り逃げた、カリスマファンドマネージャ佐久間康郎氏が運用している」と大きく取り上げられていたからです。
・・・今考えるとマネー誌に惑わされる、典型的な初心者ですね。
その後、どうなったかというと、、
ボーナスの中から50万円、DKA株式オープンを一括購入。 このとき日経平均が17000円程。(今思えばITバブルが弾けていた、当時は押し目買いのチャンスだと思っていました)
その後、ITバブルが本格的にはじける。 日経平均が1万円をまさか切るとは思いませんでした。
そして2003年には、日経平均がまさかの8000円を切りました。
その頃は完全に塩漬け状態で、1年に1度も証券会社のWEBサイトを見てませんでした。
そして、今ほぼ回復してきています。長かったです。
今考えれば、ドルコストで定期的に買い付けておけば良かったですね。ただ、ひどい状況(ITバブル最高値ぐらいからの投資)からの投資を経験でき、今思えばよい経験になりました。
教訓は、
・長期投資は、やはり強い見方です。
・アクティブファンドの選択の難しい。 DKA株式オープンは買った当時は最高の評価を得てましたが、いつの間にかカリスマファンドマネージャ佐久間康郎氏もいなくなり、今ではモーニングスターで(5星中)2星という平均以下のファンドになっています。
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