Date:2007/08/07 01:43
楽天証券が、7月1日東京にて開催した「8周年記念投資セミナー」が、オンラインで視聴できるようになっています。(詳しくは楽天証券で)はっきりいって必見です。
まず、講師が豪華顔ぶれが凄いです。
・森永卓郎氏 (日テレで放送している「世界一受けたい授業」の講師でよく出演しています)
・澤上篤人氏 (長期投資の代名詞(?)さわかみファンドで超有名)
・山崎元氏 (色々なマネー雑誌で見かけますよね)
をはじめ10名ぐらい出演しています。
ひとつ問題があるとすれば、配信されている映像の時間が約6時間、、、非常に嬉しいんですが(笑)、分割して配信していただけると、さらに嬉しかったですね。。
まだ、全て映像を見てはいないんですが、澤上氏の話が「この弱気な市場環境」に渇が入る、面白い内容でしたので紹介します。 (ちなみに、配信映像の開始15分から50分間が澤上氏の話です)
結論から
「ここ5-10年の日本株式は非常に買い」
理由は、
1.日本企業の体質・仕組みが根本的に変わった。
発展途上型(とにかく設備投資の拡大景気)から、成熟社会型(何でも売れるわけでないので、より利益が出せる体質へ変化)に変わり、利益の出せる会社が多くなった。
2.株の保有構造が変わってきた
バブルのころは、株式持ち合いや機関投資家が7-80%を株を保有、純粋な投資家は30%ぐらいだった。しかし、最近は持合が解消され、50%ぐらいが純粋な投資に回っている。つまり、投資家の意見が企業に影響するようになり、下手な経営ができなくなってきた。
3.貯蓄から投資へ
預貯金1500兆円の10%が投資に回れば、150兆円の資産におよぶ。これはバブル崩壊後、外国人投資家が買い越した額の50兆円をはるかに超える。
4.世界的なインフレ
新興国がどんどん消費する。つまり資源はますます消費されていき、インフレが進んでいる。今後、日本だけデフレであることはありえない。
まとめ、
世界的インフレで、お金が回り始め、しかも利益が出せるようになった企業に、物言えるようになった環境で株式が上がらないわけがない。
さすが、超長期投資家のカリスマ的存在だけあって、私も見事に洗脳されてしまいました(^^;
どんどん株式を買っていきましょう。
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