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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ドルコスト平均法と、ドルバリュー平均法(Dollar value averaging)
Date:2008/08/04 00:45
長期投資を続ける有効な手段としては、皆様お馴染みのドルコスト平均法(Dollar cost averaging)があります。(説明するまでもありませんが、毎月一定額を買い付けていく方法ですね。)一括購入に比べ、ドルコスト法が有利か不利かは色々議論があると思いますが、高値掴みというリスクを避けられるので個人的にはドルコストの方が好きです。(逆に安値圏でまとめ買いできないのでリターンも捨てることになりますが、、) では、「ドルコスト平均法」と「一括購入」以外に購入戦略がないかというと、 「Dollar value averaging」(日本語にすると、ドルバリュー平均法???)という方法があるようです。 あとは、私みたいに雰囲気で投資額を決めたりとか(笑) と話を戻して、「Dollar value averaging」がどういう戦略かというと、 「毎回、投資資産の時価総額の増加分が同じになるように資金を注入していく方法」です。 (すみません、説明になっていないですね。) もう少し詳細に書きますと、 ドルコストで1万円ずつ投資する場合は、毎月1万円ずつ購入します(当たり前ですね)。 ドルバリューの場合は、投資のリターンも加味して毎月1万円1万円ずつ増えるようにします。 例えば、 1回目:1万円購入 2回目:資産の時価総額が1万500円なら、9500円を投入して2万円にする。 3回目:資産の時価総額が1万9500円なら、10500円を投入して3万円にする。 4回目:資産の時価総額が4万500円なら、500円分売却して4万円にする。 といった感じです。 実際の戦略では、 ・毎回買付ける額を決める。 (自分で貯められる額か、目標年数で貯めるべき金額から逆算する) ・投資対象の平均リターンを推定する。 ・上記2つから、毎回達成すべき時価総額のマイルストーンを決める という方法で戦略を立てるようです。 (でないと、資金が続かなかったり余ったりしますので、、) で、この方法の利点は、ドルコストに比べて 「安い時は、より沢山購入できる。」 「高い時は、より少なく(場合によっては売却)買い付ける」 ということです。 逆に、この方法の欠点は、 「株式の下落局面が長期間に続くときに、投入資金が足りなくなる可能性がある」 ということのようです。 一応、Marshall, Paul S.「A Statistical Comparison of Value Averaging vs. Dollar Cost Averaging and Random Investment Techniques」では、ドルコストよりドルバリューの方がリターンが高いというように検証されているみたいです。 もちろん将来にわたって有効な手段なのかは分かりませんので、そこは注意してください。 PR
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プロフィール
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基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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この記事に対するコメント
無題
こんばんは。
>もちろん将来にわたって有効な手段なのかは分かりませんので、そこは注意してください。
当然、長期投資自体も成長することが前提なんですよね?
最近暑いせいか本当に大丈夫なんかい?・・・と不安になりつつも積み立てを続けております。
半日先の未来が見える友達が欲しいです( ̄▽ ̄;
Re:無題
コータローさん、こんばんは
>当然、長期投資自体も成長することが前提なんですよね?
>最近暑いせいか本当に大丈夫なんかい?・・・と不安になりつつも積み立てを続けております。
まずは、記事内で書いた「将来にわたって有効な手段なのかは分からない」という所ですが、これは「Dollar cost averaging」がドルコスト法より将来にわたって有利かどうかは誰も分からないという意味です。
ですので、長期投資自体が将来不利になるという意味では全くありませんので心配なく投資してください。
(一番怖いのは、今のような安値ではなく、バブルなどの高値圏で株を買ってしまうことです。冷静に考えれば買い時です)
無題
こんばんは。
ドルバリュー平均法とは面白いですね(^^♪
うさみみの場合も、それに近い考え方かもしれません。
相場が軟調になった時にだけ、軟調度合いが増すほど多く買い付けていくのですが、良く考えると保有分の評価が下がっていく分を穴埋めするイメージですよね。
基本的な考え方が似ているかもしれません。
ただ、高値圏では買い増しはしないので、高値掴みがない分、ボリュームを買えない可能性があり、一長一短だと思います。
でも、儲けのチャンスが逃しても、大損は避けられる方法だと思っています。
Re:無題
うさみみさん、こんばんは
>うさみみの場合も、それに近い考え方かもしれません。
>相場が軟調になった時にだけ、軟調度合いが増すほど多く買い付けていくのですが、良く考えると保有分の評価が下がっていく分を穴埋めするイメージですよね。
私は、リバランスしながら定期購入をしているのですが、
「これって下がった資産に多めの資金を注入している」
「ドルコストのようでドルコストじゃない、何か呼び名があるの?」
などと考えていたら、似たようなコンセプトの戦略があり記事で紹介しました。
>ただ、高値圏では買い増しはしないので、高値掴みがない分、ボリュームを買えない可能性があり、一長一短だと思います。
ドルコストよりは、メリハリの効いた投資になるはずですので、戦略通りにいけば超過リターンが得られるはず(なんですが、、、(汗) )
無題
>ドルコストよりは、メリハリの効いた投資になるはずですので、戦略通りにいけば超過リターンが得られるはず(なんですが、、、(汗) )
そう願って投資をしているんですが、積立は必ず量が確保できるのが強みですね。
結局は、「購入単価×量」ですので、自分でタイミングを図るとどうしても余力を残すことになりがちですもんね(^^♪
Re:無題
こんばんは。
>結局は、「購入単価×量」ですので、自分でタイミングを図るとどうしても余力を残すことになりがちですもんね(^^♪
あとは、澤上氏流に「思ったが吉日! 余力資金でゴキゲン買い」という戦略もありますよ(笑)。