Date:2009/02/09 01:05
先日のコンファレンスのネタをもう一つ(^^; (改めて情報を整理するとブログネタにピッタリの内容が沢山出てきましたので・・・)ETFのコンファレンスと言うことで、話題の中心はETF(もしくはインデックス)の優位性。 その一例としてS&Pが出しているレポートが紹介されていました。 内容は「Standard & Poor's Indices Versus Active Funds Secorecard (S&P指数対アクティブファンド)」
詳細なレポートは、こちらで手に入ります。(ですので、マル秘事項ではないかと・・・)
2008年中期レポートによると、過去5年(2008年6月末まで)で指数を下回ったアクティブファンドの割合ですが、、、
(出典:SPIVA U.S. Scorecard Mid Year 2008)
上の表から一部ピックアップしてみると、過去5年では、
- 米国大型株ファンド(S&P500)が、インデックスより下回った割合:68.6%
- グローバル株式ファンド(S&P Global 1200)が、インデックスより下回った割合:70.1%
- 新興国ファンド(S&P IFCI)が、インデックスより下回った割合:73.9%
その他の指数も表で確認してもらうと分かりますが、アクティブファンドは長期で見ると、なかなか勝てないようですね。 もちろん、常に勝っているファンドもあるかも知れませんが、確率的には負けファンドを選んでしまう確率が高そうです。
補足として、
このレポートでは生存者バイアスが発生しないように分析をしているようです。
(生存者バイアス=過去5年で米国株ファンドの約23%が償還・結合されたらしい。そのようななくなったファンドも対象に分析をしている)
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