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ドル・米国株が急落、 これでサブプライム問題が終わり?

ドルと米国株が、ものすごい勢いで落ちてますね(驚)。
いったい何事かと思わずオンラインニュースを追いかけてしまいました(^^;

原因は、「ファニーメイ」と「フレディマック」が非常にやばいことになっているらしい。

米政府系住宅金融に経営不安 国有化も検討と米紙報道 (from アサヒ・コム)
------引用開始------
 【ニューヨーク=丸石伸一】米国の低所得者向け(サブプライム)をはじめとした住宅ローンの焦げ付き問題の影響で、米政府系住宅金融機関2社の経営に対する不安が強まっている。11日には米紙ニューヨーク・タイムズが、米政府が国有化を検討していると報道。2社の株価下落に拍車がかかった。

 経営状態が注目されているのは、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディーマック)の2社。民間金融機関から住宅ローンを直接買い取ったり、ローン返済を保証したりしている。計約12兆ドル(約1300兆円)あるとされる米住宅ローン残高の約半分を2社が保有、または保証していると見られている。
-----引用終わり------

「ファニーメイ」も「フレディマック」も、住宅ローン市場に安定的に資金を供給するために、ローン債権を買取り、証券化市場で住宅ローン担保証券を発行する業務などをおこなっている会社です。

いわゆる、サブプライム問題の震源地にいる会社です。

一応、米国の政策で作られた政府系金融機関には違いありませんが、民間企業です。 
暗黙の了解で政府の保証がありそうな雰囲気がありましたが(同じような会社のジニーメイは政府が面倒を見ているので保証あり)、 「そんな保証ない、 もう破綻寸前です」と宣言してしまったので大変なことになっているようです。


でも、これって政府の筋書き通りな気がします(笑)






「ファニーメイ」&「フレディマック」は、大きすぎて倒産させることが出来ない。 もし倒産でもすれば世界経済が崩壊する。 等といわれているようです。 実際、住宅ローン証券の約12兆ドル(約1300兆円)の半分は2社が保有しているのですから、「はい、倒産しました。 債務はチャラで」というのは不可能な感じです。


引用したニュースでは、「米政府系住宅金融機関2社の経営に対する不安が強まっている。米政府が国有化を検討している」と書かれていますが、 

個人的な予感では、米国政府は、危険な住宅ローン債権は一カ所に集めて国有化しようとしているのではないでしょうか。

その証拠に、ここのところ「ファニーメイ」「フレディマック」は、通常以上に宅ローン債権を買い込んでいます。そして集め終わったところで国有化。 税金を投入して強制的に解決というストーリー(?)


あくまでも個人的な予想ですが、 これでサブプライム問題が終わるのではないでしょうか?? 
(そして景気回復にテコ入れが開始。 金融危機が終了?)
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