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金の現物投資と、G&Pプランナー

昨日の記事「 「基礎から学ぶ資産形成~純金&プラチナ投資」に参加しました」の続きです。

昨日はFPの長期投資の話を書きましたので、本日は金投資と、セミナーで紹介があった積立て投資サービスの話を書きます。


まずは、

■金の現物投資について

現物投資なので、信用リスクがなく、資産を守るための保険としては有利なのですが、やはりコストが高いです。

金地金(500g :約150万円)の購入が一番コストを抑えられそうですが、1gが約3000円の価格で売買スプレッドが60円程度あるようです。
つまり、2%のコストが発生してしまいます。

(500g以下の場合はバーチャージというコストがさらにかかります)


ただし、これには理由があり、買取った地金は、品質維持のために、一度溶かして再度地金につくり直すそうです。
(多分、不純物が混じっている品質の悪い地金があるからだとおもいますが、、)
確かに、溶かして作り直すなら、それぐらいのコストが発生するのも仕方がないかもしれません。





■G&Pプランナー

G&Pプランナーは、田中貴金属工業さんが行っている、金とプラチナのオンライン積立てサービスのことです。

特徴としては、月1000円から積立て可能だそうです。 しかも、買付けは毎日ドルコストで行われるようです。(だから1000円の積み立てなら、毎日50円づつドルコストで買い付けるみたいです(驚)。ある意味究極の買付け方ですが、コストを考えると月1回で十分な気もします)

あとは、現物投資ですので、地金で引出したり、アクセサリに交換したりすることが出来るようです。

そして、一番重要なことですが、積立て中の金・プラチナは「特定保管」(投資信託の分別管理)されており、倒産などで資産が戻らないということは無いようです。

で、究極のドルコスト法、1000円まで小口化、特定保管など、これだけサービスが提供されているわけですので、G&Pプランナーにもコストが発生します。

金の売買スプレッド(2%)は別にして、

1,000~2,000円 5.0%
3,000~9,000円 3.5%
10,000~29,000円   2.5%
30,000~49,000円 2.0%
50,000円以上   1.5%
の購入手数料がかかります。

ただし、1つだけ注意点があります。

コストが高いですが、販売手数料みたいなものですので長期に保有すればコストが下がります。 例えば1000円の積立てだと5%+スプレッドの2% =  7%ですが、30年保有すれば 年率0.23%になります。

逆にコストが安いと思われる金ETF(大証の金価格連動ETF)の場合、販売手数料は限りなく0に近いですが、信託報酬で年率0.5%かかります。

長期保有なら、金の現物投資も、意外とコストが抑えられそうです。
しかも昨日の記事で書きましたが、税的にも有利です。




■金の現物投資は必要か

金の現物に投資する必要があるかですが、個人的には、金をどのような資産として位置づけるかによって違いが出るかと思います。

・インフレに勝つためなら株の方が有利。 金投資は不要
・有事の際(戦争(日本も巻き込まれれるかも?)や天災のためのヘッジ。 金現物が一番
・分散投資の1つとして。 便利さからいうと金ETFや金に投資するファンド?

個人的には、金以外の商品も含めて、資産の一部には組み込みたいとは思っていますが、昨今の商品バブル(?)が落ち着くまでは見送りです。



最後に、FPの方が、FPらしいアイデアを提供してくれましたのでご紹介。

「子供のために積立て、結婚した時に「将来困ったら使いなさい」と地金(orアクセサリ)を持たせる」

これは良いアイデアですね。もちろん合理的な投資かは疑問符が残りますが、個人的はこういう話は好きです。  (例えば、インデックスファンドを積立てて、将来子供にあげるというのもありますが、味気ないですよね。 現物があるわけでもなく、電子データとして確認できるだけですので(笑)

こういうスタンスは、プレイスレス(笑)

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