メインのネット証券の1つとしてイートレードを利用してますが、新規設定ファンドとして、
「SBIインド&ベトナム株ファンド」
が募集されていました。
あまり投資信託をチェックしていなかったんですが、すでにBRICSの次の新興市場を対象とした投資信託が設定されているんですね? ちょっと前までは、匿名組合(例えば、ユナイテッドワールド証券で出しているもの)を利用したようなファンドしかなかったと思っていたんですが、世の流れは速いです。
まず、簡単に「SBIインド&ベトナム株ファンド」の情報を書くと
・販売手数料:3.15%(キャッシュバックキャンペーンで1%になる)
・信託報酬:2.1%
で、インド市場のファンド3本と、ベトナム市場のファンド1本で運用するみたいです。
(マザーファンド方式なので、ファンドオブファンズのように信託報酬2重取りのようなことはないようです)
そして、私自身がそのファンドを買うか買わないかを問われると、、
買いません(汗)
理由としては、最近BRICSが、広く認知されてますが、それでも市場規模は、まだまだ小さいです。
それに輪をかけて、TIPSとかVISTAとかネクスト11とか色々ありますが、さらに市場規模が小さいです。
例えば、資料をみればわかりますが、各国の株式時価総額は、
日本:554.5兆円
インド:120.7兆円
ベトナム:1.8兆円
です。
たった、1.8兆円しかない市場(日本で一番人気のファンドだあるグロソブって純資産5兆円ぐらいですよ!!)に、日本のマネーが大量に流れ込むというのは、非常に怖いですね。 というより本当にこんなに小さい市場で株を買えるんでしょうか?? 買えたとしても高掴みでしょう。
こういう、流行物は、最初に目をつけたファンドに乗れればおいしいと思いますが、今更の設定だとかなり厳しいと思います。特に、景気減速感などが漂ったときに大暴落する可能性が非常に高くなります。
もし買うなら、アセットアロケーションのごくごく一部だけでベトナムの将来を買う気持ちぐらいが吉と思います。
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