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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 アクティブファンド VS インデックス
Date:2009/05/13 01:05
アクティブファンドがインデックスに平均的には勝てない、例えば日本に投資するアクティブファンドはTOPIXに勝てないということは、皆様すでにご存知のことだと思います。今回のような大暴落が発生した場合、「非効率な市場になるので超過リターンが得られるかもしれない」「底値を狙って買おう」「どうせなら、情報量も豊富で常に市場を見ているプロに任せれば勝てるかも」などと考える方も多いと思いますが、実際はどうなのでしょう?? 効率的市場ならともかく、暴落のような非効率な市場なら勝てる?? この答えが、S&Pが定期的に出しているレポートの最新版に出ていましたのでご紹介します。 S&Pが米国のアクティブファンドについて生存者バイアスを排除し(成績が悪く既に償還されたファンドも分析対象にする)調査した結果、
100年に1度といわれる金融危機においても、プロたちは投資家たちのお金を守りきれなかったようで、インデックスに負けてしまっています。 つまり、高い手数料を払ってプロに任せているよりも、何も考えずにインデックスに投資した方が賢かったということですね(^^) さらに詳細な資料は以下ですが、過去1年、3年、5年の各期間において、大型・中型・小型 × バリュー・グロースの各カテゴリーにおいて、ほぼインデックスの勝率が50%を超えています。 (なぜか、大型バリュー(Large Cap Value)だけは、アクティブファンドの成績が非常に良いですね。特に、1もしくは3年リターンではインデックスが2,3割しか勝てていない)。 Standard & Poor's Indices Versus Active Funds (SPIVA) 2008年末リポートより その他、債券アクティブファンドについて、どの程度インデックスに勝利しているかなども書かれています。(ハイイールド以外はアクティブファンドが大敗してます)。 ご参考までにどうそ。 ■参考情報 Standard & Poor's Indices Versus Active Funds (SPIVA) 2008年末リポート(PDF) PR
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プロフィール
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基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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この記事に対するコメント
おもしろいです
お久しぶりです。
(このエントリーに限らずですが)いつも他の方と違った視点の面白い内容を書かれていますよね。
見事にアクティブファンドが負けていますが、【アクティブの平均 - 余計な手数料 ≒ インデックス】と考えると当然なのでしょうかね。
Re:おもしろいです
吊られた男さん、お久しぶりです。
>いつも他の方と違った視点の面白い内容を書かれていますよね。
ありがとうございます。
天邪鬼なものなので(笑)、他ブロガーとネタがかぶったときは、別のネタ(ネタのストックがあればですが)に入れ替えて、他の方とタイミングをずらすようにしています。 (でも、数日後に、かぶっていたネタを書くのですが)
>見事にアクティブファンドが負けていますが、【アクティブの平均 - 余計な手数料 ≒ インデックス】と考えると当然なのでしょうかね。
冷静に考えれば、そうなりますよね。 やはりコストは重要なようです。
ただ個人的には、情報量的に不利な個人投資家と機関投資家の戦いもあるので、機関投資家が常勝すればアクティブファンドがインデックスを上回る(その負け分は個人投資家が負担)のもありかと思っていたんですが、そういうわけでもないようでした。