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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 まだまだ遠い存在のバンガード
Date:2009/07/01 01:07
昨日の記事では、塾長さんの「バンガード訪問レポート」をご紹介しましたが、改めて訪問レポートを読むと「日本への上陸は当面ないかなぁ・・・・」、と少しガッカリしてしまいます。ファンドの直販にしても、ETFの重複上場にしても、「コストがかかることは、バンガードの精神としてできない。コストをかけるとバンガードの存在意義がなくなる」と言われると、悲しいことに納得せざるを得ないです。 米国バンガードのコスト削減の取り組みはマネができないほど進んでおり、「米国のバンガードの株主は、バンガードのファンドを保有している投資家。 投資家に不利なことは一切できない」というという話を聞いたこともあります。(マーケットを通じて全ての株をファンド保有者に保有するような仕組みを作っているようです。互助会のような感じでしょうか??) そのような既存投資家の不利益が出る可能性があることはできないというのもわかります。 また、レポートでは「流動性(流動性から来る売買スプレッドなどコストがかかる)などを考えると日本を含む各国の投資家は、米国株式市場で買うのがいいのではないか?」とも言われています。確かに、コストを考えると米国以外に重複上場する意味はないかもしれません。 ただ、1つだけ納得がいかない点が、、、、 それは、 そうは言っているけど、本当に「コストのかかる米国以外では、バンガードは直販もやらない?」「流動性のない米国以外の市場でETFは上場しない?」のという点です。 ■イギリスの例 例えば、余分なコストがかかる海外では直販をやっていないかというと、イギリスでは、最近バンガードの子会社を立ち上げてファンドの直販をスタートしてます(6月23日から11本のファンド)。 ・参考記事:「IndexUniverse.eu >Vanguard Launches UK-Based Index Funds」 世界No3(だった気が、間違っていたらすみません)の経済大国で、パイがでかいので取りに行ったといわれればそうですが、日本だってNo2です。 (英国は歴史ある金融立国なので日本と比べるのは失礼かもしれませんが。。。) ■オーストラリアの例 また、日本と同じようなタイムゾーン(ネックといわれていた米国株式市場と時間がかぶらない=流動性に問題あり)であるオーストラリアにも、バンガードはETFを重複上場しようとしています。 ・参考記事:「Vanguard Investments Australia > Vanguard to launch Exchange Traded Funds in Australia」 日本のマーケットの5分の1程度しかないオーストラリア、タイムゾーンも条件は同じ。でも日本ではなくオーストラリア。 日本に、バンガードが進出してこない本当の理由は何なんでしょう?? イギリスやオーストラリアと日本の違いは何なんでしょう? 同じ手法は使えないんでしょうか? 米国以外ではコストがかかるので売りませんということなら素直に納得できるんですが・・・、もしかして私って天邪鬼(汗) なみにこの記事(IndexUniverse.com > Vanguard Taking Two-Pronged Expansion Path Into Europe)を読むと、バンガードはオーストラリアとイギリスを拡販するための拠点と考えているみたいです。日本の個人投資家としては悲しいかぎりです。 PR
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基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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この記事に対するコメント
無題
イギリスもオーストラリアも英語圏。日本語で売るだけでもコストがかかりそう。
Re:無題
IQ84さん、こんばんは。
でも、ETFについては、個人が買えるように既に金融庁に届出してますので、日本語資料についてはクリアできているはずなんですが、、、
それでもあえて重複上場せずに、海外ETFとしてネット証券からNYSE等に取り次いでいるのは、、、、日本は魅力ある市場ではないと認識されている気がします。
無題
>日本に、バンガードが進出してこない本当の理由は何なんでしょう??
本当に そこが知りたいですね。
加藤さんとやらに うまく丸め込まれているような気が・・・
Re:無題
トラとタビさん、こんばんは
>>日本に、バンガードが進出してこない本当の理由は何なんでしょう??
>本当に そこが知りたいですね。
「買ってくれる人がいない」ような気がするから?
でしょうか。
国内ETFの出来高を見ると、ニッチなETFが多いですが、それを差し引いても寂しい状況ですし、、、、インデックスファンドは最近人気が出てきてますが、まだマイナーな感じもありますし。 先は長そうですね。
無題
カン・チュンドさんの
http://tohshi.blog61.fc2.com/category4-2.html
のページにヒントがあるような・・・
・・・というか 答えかも
Re:無題
トラとタビさん、こんばんは
たしかにカン・チュンドさんのページの内容も答えですね。 日本のマーケットが盛り上がっていないのが問題ですね。
それは法律などの制度の問題もあると思いますが、投資家層が薄いのが一番の原因な気がします。
空想
以下 空想です。
セゾン投信と何らかの契約があるのでは?
例えば セゾン投信の純資産総額が〇〇億円になるまで
(あるいは 向こう何年間か)
対抗するようなファンドは直販しないこと! とか
Re:空想
こんにちは
>セゾン投信と何らかの契約があるのでは?
もしかすると何らかしらの契約があるのかもしれませんね。
でも、セゾン投信からバンガードに売らして欲しいと強くお願いしたと、セゾン投信の中野社長と日本バンガードの加藤社長の話を聞いたこともありますから、わざわざバンガードに不利になるような契約もやらない気もします。
日本でもバンガード直販で低コストファンドを購入できるようになれば良いんですけどね、、、