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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ケースシラー住宅価格指数とストレステストと
Date:2009/04/29 22:48
久しぶりに、S&Pケースシラー住宅価格指数をチェック。2月の米ケース・シラー住宅価格指数、低下ペースが鈍化(ロイターより) スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラーが28日発表したデータによると、2月の主要20都市圏の住宅価格動向を示す指数は前年比18.6%低下した。
前年比で過去最大の落ち込みを示さなかったのは16カ月ぶりで、住宅市場の底入れが近い可能性が示された。 (略) 主要10都市圏の価格動向を示す指数は前月比2.1%低下。前年比ではマイナス18.8%となった。10都市圏についても、前年比で過去最大の低下とならなかったのは16カ月ぶり。 S&Pの指数を算出する委員会のデビッド・ブリッツァー委員長は声明で「居住用物件の落ち込みが2月も続いているものの、一部市場で低下率の減速が見られた」と述べた。 今回の金融危機の引き金を引いたのが住宅価格の暴落(+住宅への高レバレッジ投資)だったと考えれば、たまにはチェックしておいたほうが良さそうです。 5月上旬に結果発表される金融機関のストレステスト(米国)のテストシナリオにも住宅価格が下がった場合というのが含まれていますし・・・。 そして、気になる結果ですが、
では、もう少し詳細を見てみます。 以下、S&Pケースシラー住宅価格指数(10都市圏)の前年比のチャート(過去5年) 確かに、前年比での変化量というと点で見ると底入れ感がありますね。でも、価格が下げていることには変わりなく、単にその下げる速度が小さくなった(かも?)ということです。 変化量ではなく価格そのものをチャート(過去20年ぐらい)にすると以下のようになります。 どうなんでしょう? 私は単なる個人投資家で、アナリストやエコノミストではないので今後の予想やどこで下げ止まるかは分かりませんが、下落速度は減速したとはいえ、まだまだ下げそうな気もします。 ちなみに話が変わりますが、FRB(米国の中央銀行)が米国金融機関に対して、ストレステストを行ってることは既に皆さんご存知だと思います(結果発表が5月4日。皆さんもひょっとして注目していますか?)。 そのストレステストの方法は、今年と来年の予想される経済指標(GDP,失業率など)で進んだ場合に、各金融機関の資本が十分であるかを確認しているようです。 テストシナリオは2種類あって、通常の場合と、より悪い経済状況になった場合のシナリオがあるようです。 (FRBのサイトで確認できます) で、テストシナリオとして準備されている経済指標の中には「住宅価格」も含まれています。 FRBが予想する、住宅価格の推移(通常シナリオと最悪シナリオ)は以下です。 (The Supervisory Capital Assessment Program: Design Summary より引用) FRBが予想する住宅価格は、2008年第4四半期を100として、2010年末には、通常シナリオで20%ダウン、最悪シナリオで30%ダウンというところのようです。 「あれ?、全然下げ止まってないような気が・・・」 という意見が噴出しそうです(汗) 最後に、上のFRBのテストシナリオに、住宅価格の推移を追加したグラフが、CalculatedRiskの「House Prices: Compared to Stress Test Scenarios, and Seasonal Pattern」にありましたのでご紹介しておきます。 (House Prices: Compared to Stress Test Scenarios, and Seasonal Patternより) 緑破線が通常シナリオ、青破線が悪いシナリオ、赤線が実際の住宅価格の推移です 今のところ、悪いシナリオ側に近い価格推移をしています。 ストレステストの設定がひょっとすると甘い?? 仮に5月4日のテスト結果が良くても、もしかすると実際はもっと金融機関は痛んでいるかもしれません・・・(TT) PR
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プロフィール
HN:モンチ
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男性
基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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