小金持ち父さんの資産設計塾（？）

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ギリシャ問題が発生してからズルズルと株価が下落し、ついに日経平均が１００００円を割り込むところまで来てしまいました。問題はギリシャの財政というよりも「ユーロという通貨が大丈夫か？」という点に移っているようで、投資家の心理を非常に冷やしている状態になっています。

その証拠に「恐怖指数」と呼ばれているＶＩＸ指数が久しぶりに大きく跳ね上がっています。






（Yahooより）


ＶＩＸ指数とは、皆さんご存じのとおり、「ボラティリティインデックス」のことで、Ｓ＆Ｐ５００のオプション取引の値動きを元に算出された値です。　そして、この値が投資家心理を示す数値としてよく利用されており、通常時１０－２０程度で推移しています（大きくなるほど恐怖状態で、大きく下げた時によく現れます）。

そのＶＩＸ指数が、リーマンショック以来の久々の急上昇で、４０（超恐怖状態）程度になっています。

うーん、皆さん先行き不透明と感じているのですね。
こんな時は、過去の相場と見比べるのが良いかもしれません。


下のチャートは、１９２９年の大恐慌（灰色の線）、１９７３年のオイルショック（赤色の線）、２０００年のＩＴバブル（緑色の線）、そして現在進行形のサブプライムショック（青色の線）の下げ率を並べた物のようです。


（引用：dshort.com >Bear Turns to Bull?  より）


大きな視点で見ると、現状では「リーマンショックの大きな下げから回復、そして調整」といった感じですね。

今すぐかは別にして、良い投資機会がやってきたというところですね。
恐怖のためリーマンショックの底値圏を拾えずにいた投資家の方は今がチャンスかもしれませんよ
（くれぐれも、最終的な投資判断はご自身でお願いします）。


私は、どうするかというと・・・・。　買えません（＾＾；　
（株価が下げているというニュースが流れるたび奥さんが心配そうな顔でこっちを見てくるのを見ると、、、今はまだ買えないですよねー）

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