Date:2010/04/13 02:18
経済協力開発機構(OECD)が、世界経済の見通しを発表していますが、最新の指標(2010年2月)では、景気回復が鮮明になってきているようです。以下は、景気先行指数(CLI)の推移です。
(OECD:Composite Leading Indicators (CLIs), OECD, April 2010より)
景気という観点でいうと、もう正常な状態に戻っているようです。 最近、株価の方も回復傾向ですので、その影響があるのかもしれませんね。もし、底値で株を購入しようと考えていてる投資家がいましたら、そろそろ買い始めた方が良いかもしれません。
そして、例えば国別での成長状況を見比べると、色々と面白い情報が書かれています。
例えば、もっとも強い回復のシグナルを発している国はどこでしょうか?
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アメリカと日本
だそうです。
かなり意外な結果でした。 まぁ、アメリカと日本の株価の回復が遅れていましたので、その分魅力的な投資先になっているのかもしれません。
その他、OECDの発表では
「インド、ブラジル、ロシアの景気先行指数は緩やかに上昇中。」
という情報も書かれています。
もし、新興国投資を行うなら、中国ではなく、インド、ブラジル、ロシアが良いかもしれませんね(もしくは、予想をあきらめて分散投資に徹する)。
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