Date:2010/03/22 01:38
皆さんご存じのように、インデックスファンドやETFの特徴は、「ある指数に連動したリターンを目指す」というところにあります。 だから、アクティブファンドのように企業リサーチをする必要もなく、低コストで運用できるというメリットがあります。で、私のブログでも「同じインデックスファンドならコストが安いものが良い」ということで、ETFや低コストファンドのSTAMシリーズや、eMAXISシリーズ、をオススメしていたりします。
しかし、「コストが安ければ良いインデックスファンドだといえるのか?」と問われると、実は他の側面も見るべき項目もあります。
例えば、
「トラッキングエラー」 (連動すべき指数と、ファンドの価格の乖離)
いくらコストが安くても、全くインデックスに連動していないファンドだと意味がありませんからねー(^^; 普通は大きく乖離しないとは思いますが、STAMシリーズとeMAXISシリーズだとどちらがトラッキングエラーが少ないか気になります。
そんな疑問を答える資料がYOMIURI ONLINEの記事「指数の動きとETF、インデックス・ファンド」にありました。
(こちらの資料より抜粋)
TOPIX ETFで人気が高い「TOPIX連動型上場投資信託(1306)」のトラッキングエラーは過去3年で年率0.30%ということで、36位だったようです。
そして、低コストインデックスファンドの「STAM TOPIXインデックスオープン」のトラッキングエラーは過去3年で年率0.27%ということで、32位でした。
なかなか、STAMも頑張ってますね。
ちなみに、eMAXISシリーズのデータはまだ掲載されていませんでした。ただ、同じeMAXISシリーズと同じマザーファンドで運用されている「三菱UFJ TOPIX·ファンド」などの情報をみると、過去3年で年率0.20%ぐらいでした。ですので、eMAXISもその程度ではないかと推測できます。
といことは、eMAXISシリーズは、STAMより安くてトラッキングエラーも少ない(ここは推測です)良いファンドということになるかもしれませんね。
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この記事に対するコメント
無題
リンク先pdfを見てみました。
多くのファンドが、TOPIX配当込み指数から、ちょうど信託報酬分を引いた値に近い感じになってるんですね。
Re:無題
世界のREITさん、こんばんは。
(コメントの返信がおくれてすみません。)
おっしゃるとおり、だいたい信託報酬を引いた数字がファンドのリターンになっていますね。 こういうのを見るとインデックスファンドは低コストのファンドを選びたくなりますね。
はじめまして。
はじめまして。畑佐と申します。
初心者投資系のアフィリエイトと情報ブログを、
作成したくて、今回挑戦しています。
今は、主に「FX」商材などを紹介していますが、
将来的には、主な投資系全てで、
情報発信できればと思っています。
勉強にと訪問させて頂いていますが、
非常によく作り込まれたサイトで勉強になります。
今後、私のブログを1段ランクアップさせる際には、
また勉強させてください。
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Re:はじめまして。
畑佐剛実、はじめまして
はい、主な投資系全てで情報発信してくれる時を楽しみにしています。
ぜひ個人投資家に役立つ情報をどんどん発信してくださいね。