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新興国(エマージングマーケット)の投資環境を見る

ようやく株価の下げが一段落付きました。これで底打ちしてもらえると嬉しいのですが、まだまだ先は見えません。米国は金融危機の震源地、欧州も飛び火、日本はなぜか(^^;他の地域以上に下げてます。では、新興国の状況はどんな感じになっているのでしょうか?

いつものお世話になっていますSeekingAlphaに面白い記事がありましたので簡単にまとめ&補足してご紹介。


今年度に入ってから新興国(エマージングマーケット:BRICs、韓国、台湾、メキシコなど23カ国)の全ての株価が下がっており、既に半分以上も値が崩れています。インデックスに含まれている国の中には、IMFの支援が決まったハンガリーや、IMFの支援が噂されている韓国などが含まれています。
先進国の投資環境が荒れている間は、新興国の投資環境は大変厳しいのですが、過去の例を見ると少しだけ明るい兆しがあるようです。

というのも、
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政策金利18%の国

高金利の国というと、ニュージーランドや南アフリカ等が有名ですが、では、最も高金利の国は何処でしょうか?(いきなりの質問でスミマセン)




答えは「アイスランド」です。
昨日まではトルコの16.75%が最も高かったのですが、28日にアイスランド中央銀行が6%の利上げを行ない、なんと18%になりました。

アイスランド中銀が一転して6%利上げ、為替安定やIMFへの配慮と説明
(fromロイター)
[レイキャビク 28日 ロイター] アイスランド中央銀行は28日、政策金利を6%ポイント引き上げ18%にすると発表した。 通貨の信頼回復に加え、国際通貨基金(IMF)に対する配慮が理由と説明した。アイスランド中銀は2週間前に、金融市場の混乱を受けて政策金利を3.5%ポイント引き下げたばかり。 アイスランドでは大手銀行3行が国有化され、金融システムが事実上崩壊。通貨クローナが急落する一方、インフレ率が2ケタに急上昇している。

(アイスランドに投資している方は少ないと思いますので雑談ネタになりますが、)経済状況の最悪の中で金利引上げを行なわないといけないとは、もう国家破綻寸前の様相ですね。

アイスランドと言えば、


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バブル崩壊後最安値、26年ぶりの安値。でも買っちゃいました。

バブル崩壊後の最安値をあっさり割ってしまいました。実に26年ぶりの安値まで下落。原因は・・・、もうよく分かりません(汗)。個人的には心理面が大きいと思うのですが、後付解釈ですと、「メガバンク、資本増強を検討 MUFGは最大1兆円に」というニュースに反応したみたいです。外国人投資家にしてみれば、「やっぱり金融危機が飛び火した」と見られているようですね。

で、こんな大荒れの中やってしまいました。
TOPIX連動型上場投資信託(ETF) を、807円で120口購入

久々の日本株買いです。マイポートフォリオの比率から言うともう少し海外株を買い足すつもりですが、記念買いということで(汗)

あと、予定では、

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イージーETF S&P GSCI商品指数 クラスA米ドル建 のスタート

時期が時期だけに皆さんあまり注目していないかも知れませんが、東証に商品ETFが新規に上場されました(22日)。

簡単に概要を書きますと
  • 名称:イージーETF S&P GSCI商品指数クラスA米ドル建
  • 上場予定日: 10/22
  • 対象インデックス: S&P GSCI商品指数 トータル・リターン指数
  • 投資対象: 譲渡性のある債務証券、債券又は金利商品、合成短期金融商品ほか
  • 売買単位: 1口 (5000円ぐらいから投資できます)
  • 信託報酬: 年0.45% 
  • 収益分配: なし
となります(自信がないので必要な方は別途調べてください)。

はっきり言いますと、上の情報を調べるだけでも結局EDINETを見ないと分かりませんでした。
販売会社はもちろんのこと、東証のサイトにも簡易的な情報しかありません。そして、アクサの日本法人(発行元)のサイトにも何の情報もありません。(本家のアクサにはありましたが日本向けの情報ではありませんし、、、)


一般の投資家が購入できる商品として、こんな不親切なリスク開示しかできないとは呆れてしまいますね。もっと分かりやすい情報開示をお願いしたいです。

そして、この商品ETFですが、


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株価下落で、日本政府も追加市場対策を策定開始

世界的に「株価が急落、実体経済悪化、さらに株価急落」という負のスパイラルに陥った感がありますが、日本もその波に飲み込まれてしまったのでしょうか? サブプライムの被害も少ないはずだったのに、為替・株価の乱高下が企業業績にも影響を与えきているようです。そんな中、日本の政府も対策を取るようです。

銀行保有株の買い取り再開、政府が緊急対策検討 (from NIKKEI NET)
政府は24日、世界的な株価急落を踏まえ、緊急市場安定化策の検討に入った。株価安定と金融機関の経営の健全性を後押しするため、銀行等保有株式取得機構による銀行の保有株式買い取りを再開。日銀にも買い取りを要請する方向で調整する。金融機能強化法改正案に盛り込んだ公的資金枠約2兆円も拡充する。政策総動員の姿勢を打ち出し、株式市場や金融機関の不安感を払拭(ふっしょく)することを目指す。ただ円高・株安の流れに歯止めをかけるためには、国際的な政策協調も必要になりそうだ。

各国に金融危機を回避しようと色々対策をしていますので当たり前といえば当たり前なのですが、個人的には全く想定していなかった(汗)日本政府からの対策が出るようです。
私は期待してなかったのでそうでもないのですが、期待していた方に取っては「株価がバブル崩壊後の最安値更新寸前で検討開始なんて、遅すぎ!!」という声が聞こえてきそうです。

対策内容は、
  • 銀行が保有する株式の買い取り
  • 自己資本比率規制の見直し
  • 空売り規制の強化
等を考えているようですね。 うーん、どれくらい効果があるんでしょうか?

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日本株が下落。 誰が売って、誰が買っているのか?

日本株は本日も厳しい下落でした。 もう、パニック売りとしか表現のしようがないです。 ただ、株価の売買が行なわれていると言うことは、売られた株数と同じだけ買われた株があるということです。

つまり、パニックや資金不足の損切り等の理由で、安値で株を手放している人の裏側で、バーゲンセールさながらの価格で買い進めている人がいるわけです。 では、誰が株を売って、誰が株を買っているのでしょうか?

結論だけ先に言うと、ここ最近の安値圏で株を手放しているのは、
  • 証券会社の自己売買部門
  • 外国人投資家
のようです。
逆に、この安値圏のバーゲン価格で冷静に買っているのは、それ以外の方々(^^;

では、もう少し細かく見ていきます。


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本気の資産防衛術(マネックス)

株価に為替など、動きが激しすぎて非常に運用しづらい状況が続いています。こんな時こそ、しっかり自分のポートフォリオを確認してマメにメンテナンスをしておかないと思わぬリスクを背負っているかも可能性もあります。
(特に信用取引やFX等でレバレッジが効いたものは、ポジションの量を縮小させて想定しているレバレッジまで調整しておく必要があるかも知れません。)

ただ、投資家の心は弱い物で、「なかなか現実を直視できない」とか、「損切りできない」とか、いろいろ厳しい状況もあるかもしれません。

こんな時にマネックス証券に、面白い記事がありました。


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ユーロショックで、日本株が大下落

欧州経済の先行きに不安を感じてか、ユーロ安が進んでいるようです。

ユーロ・ショックで株安加速、企業業績見通しに暗雲 (from ロイター)
[東京 22日 ロイター] ユーロ・ショックが株式市場を直撃した。22日の外為市場でユーロが下落基調を鮮明にしたことを受け、日経平均は後場から下げが加速、終値は631円安と4日ぶりの大幅反落で引けた。 4―9月期決算発表の本格化を控え、市場では会社側から収益計画の下方修正が相次ぐのではないかとの懸念が高まっている。
<欧州向け売上比率の高い銘柄が狙い撃ちに>
欧州経済に対する先行き不安や根強い金融危機への懸念を背景に、ユーロが対主要通貨で急落している。とりわけ対円での下げがきつく、ユーロ/円は一時127.00円まで下落し4年4カ月ぶり安値を更新した。英ポンドも下げ止まらず、英ポンド/円は161円半ばと8年ぶり安値圏へ下落している。ユーロ安はドル売りにも波及、ドル/円は100円割れとなり、結果的に円高が際立つ形となった。

ユーロ/円:127円(4年ぶりの安値)
ポンド/円:161円半ば(8年ぶりの安値)

だそうです。一時期ユーロ/円:170円、ポンド/円:250円ぐらいであったことを考えると非常に厳しい下げのようです。 しかも、ポンド/円は1日で約10円の下げだそうです(怖)。
ポンド等は高金利通貨+値動きが激しい通貨としてFXをやっている方には人気があるような気がしますが、上手く乗り切っているのかが心配です。

で、話を戻して欧州経済の見通しですが、


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上場インデックスファンドJリート隔月分配型がスタート

10/21に日興AMが東証REIT指数に連動するETF「上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型」を上場したようです。

簡単に概要を書きますと
  • 名称:上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型
  • 上場予定日: 10/21
  • 対象インデックス: 東証REIT指数
  • 投資対象: 不動産投資信託証券 (J-REITへの現物投資ですね)
  • 売買単位: 100口 (9万円ぐらいから投資できます)
  • 信託報酬: 税込み年0.315% 
  • 収益分配: 奇数月に分配
となります。(詳細は日興AMのサイトで確認ください)

これで、東証REITのETFは野村AMのETFに続いて2本目になりました。少しずつですが個人投資家の環境が整っていくことは歓迎すべき事ですね。

で、ここで気になるのが「日興AMと野村AMの東証REIT指数ETFの違いは?」となると思いますが、大きくは次の点が異なるようです。

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夜が明けるならば、何処から?

旅行中はほとんど経済ニュースに触れられなかったのですが、日経225のチャートを確認してみると1000円近く上げたり下げたりという凄まじい相場になっていたんですね。これだけ乱高下すると相場から振り落とされたりした方もいるかも知れません。

そんな、ブログの更新をサボっていた間に以下のような質問をメールフォームから頂いていました。

今年4月よりインデックスファンドとETFの投資を始めました××です。いつもこのプログで勉強させていただいています。はじめてすぐにこのような事になって驚いています。個人的にはリスクは18%程度に押さえたつもりが,30%超えました。2σ外の事が起きたような感じです。そこで,質問ですが,夜が明けるならば,どこからでしょうか。震源地のアメリカでしょうか,ヨーロッパでしょうか,日本でしょうか。それとも中国をはじめとする新興国でしょうか。それによって,少ない資本の投資順番が変わるのですが。お考えを教えてください。はじめてでこのような事を伺うのは失礼かも知れませんが,よろしくお願いします。


はじめまして、ご質問にある「夜が明けるならば,どこからでしょうか。」という件ですが、先に結論を言ってしまうと分かりません(汗)。 私は相場の天才でもありませんし、その筋の人でもありません。 もし予想できるなら、今の下落相場は回避できているはずし(^^;

それでも、投資戦略をどうしても立てたい場合、過去の例を参考にするのが良いかもしれません。


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